今が旬のいちごは健康・美容に効果あり!(後半)
後半はあまり知られていない、いちごの魅力を探っていきます!冷凍いちごの栄養や、効果のある栄養の吸収率がアップする食べ方もご紹介します٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
いちごのアントシアニン - 視力回復の効果、疲れ目の解消 いちごには機能性成分である注目のアントシアニンが含まれています。アントシアニンはポリフェノールに分類される青紫色の色素成分で、いちごの鮮やかな赤色は、このアントシアニンによるものです。
アントシアニンは、視力の回復や眼精疲労の解消に効果のある栄養で、目のかすみや疲れ目などの目の不調を防ぎます。また、アンチエイジングの効果も期待されている成分です。
さらに、肝の機能を向上させたり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病や老化予防などの効果も期待されています。
アントシアニンはいちご以外にもブルーベリーやカシス、紫いもや紫キャベツなどにも含まれる栄養です。
食物繊維ペクチンの効果 - 便を柔らかくして便秘を解消 いちごは食物繊維も含んでいます。特に不溶性のものよりも水溶性食物繊維のペクチンの方が上回っています。ペクチンの効果は、腸内でゲル状となって便を柔らかくする働きや、便の容量を増やして腸を刺激して蠕動運動を促します。
いちごの栄養は冷凍保存するとどうなる?
いちごは傷むのが早い果物なので、食べきれない場合は冷凍保存をする方も多いかと思います。
ですが、そこで気になるのは、いちごを冷凍すると栄養面はどうなるのか、ということだと思います。
いちごの栄養は冷凍しても特に問題ないとされています。とくにビタミンCは熱には弱いですが、冷凍しても差ほど変わらないと言われています。
むしろ生の態では1~2日ほどしかもたず、その間にもどんどん栄養が失われていきます。早めに冷凍した方が各栄養の効果も得られるでしょう。
冷凍したいちごの保存期間は1~2か月ほどです。市販の冷凍いちごもおすすめです。冷凍後は半解凍の状態で潰していちごミルクにしたり、スムージーの材料、そのままフルーツアイスとして食べるなど、用途はさまざまです。
いちごの栄養の吸収を上げるには? - 乳製品と一緒に取ろう!
いちごの栄養の吸収をアップするには、牛乳や練乳といった乳製品と一緒に摂るのが有効で、とくに混ぜ合わせた状態で摂るのがもっとも効果のある食べ方です。
アントシアニンなどのポリフェノールは脂質と一緒に摂ると、2~3割ほど吸収率がアップします。また、乳製品に含まれるタンパク質といちごのビタミンCは、肌荒れを予防して美肌づくりに役立ちます。
そして洗い方にもポイントがあります。ビタミンCや葉酸は水溶性のため、いちごはヘタを摂らずに洗うと水溶性の栄養を減らさずにすみます。
最近ではイチゴのドライフルーツやフリーズドライも販売されているので、間食に利用するなど、手軽に食べられるようになっています。
いちごも奥が深いですね! イチゴ狩りは5月頃までやっている所も多いので、是非行かれてみては?(๑˃̵ᴗ˂̵)