【コラム】食事は1口30回噛む
前回、食べすぎや偏った食事を防ぐ方法をご紹介しました。食事内容を記録するというものでしたが、今回は食べ方についてお話ししていきたいと思います(^^)
よく噛めば美容によい唾液成分が出てくる
やわらかい食品が多くなったからか、現代人は噛む回数が減少していると言われます。試しに数えながら30回かんでみてください。思ったより長い時間ではありませんか?普段の食事で、いかに噛まずに食べているかがわかります。よく噛めば、少ない量でも満足感を得られて、ダイエット効果も。
たくさん噛むと、唾液がよく出ます。この中には美容に効く成分が含まれているといわれます。ひとつは耳下腺から出る唾液に含まれるホルモンのパロチン。パロチンは白内障や更年期障害の治療薬として使われている成分で、しみやしわを防ぐ効果があります。もうひとつが肌の細胞の再生を促してくれるEGFというタンパク質の一種です。
最低でも30回、プラスアルファの効果を期待するなら50回以上は噛みましょう。何回も噛むことで顔の筋肉も鍛えられるのでしわやたるみが無くなって小顔効果も♪
【まとめ】
・よく噛むことで「たくさん食べた」と脳が錯覚して満腹感を得られる。
・よく噛むと、糖質やデンプンなどが吸収しやすい形に分解されて、胃腸にやさしい。
・顔の筋肉も鍛えられ、引き締まる。