ストマ管理 こんなこともあったのか!
「あなたの周りにストマ(人工肛門)管理をされている方はいらっしゃいますか?」
こんにちは、プーラビダの訪問看護師 高嶋です。
私どものステーションには、ストマ管理で週3回パウチ(袋)交換をしている利用様がいます。
それに留まらず、加えて週1回、多い時は週2回パウチが外れたと連絡が入り、緊急訪問する日々が続きました・・・。
そんなときに、提携パートナーである古野佐由里 皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)にアドバイスを求めました。古野さんはスペアポケット株式会社 http://stomart.net/indeed.html に所属しています。
正直のところ、私は看護学生の時からストマパウチ(ストマ袋)は皮膚を伸ばして付けるものだと思い込んでいました。しかしそんなに伸ばす必要はなく、大切なのは『開口部周囲をしっかり貼り付けること』だと教わりました。
そしてもう一つ、開口部3×3.1センチに対し4cmでカットしていたんですが、3.5cmで良いという事。
そしてなんと、自分でカットしなくてもコストがかからず3.5cmでカットしている商品が届くということを知りました。
また、ストマ袋には様々な種類がある事は知っていましたが、ストマパウチの中の滑りをよくする潤滑剤にも多くの種類があることを初めて知りました。そして今回、ストマパウチの中の滑りが悪いために便が上に溜まりやすかったことが、頻繁に剥がれる原因にもなっていました。その為泡の潤滑油を少量使用し、サラッと便が流れて下に溜まることで、ストマパウチの交換頻度も少なくなるとのことでした。
「そんなのがあったのかーーーー!!!!もっと早く知りたかったーーーーーー!!!!!」と驚きの連続。
これまではパウチの交換頻度が多かった為、それに伴って利用者様の金銭的な負担が増えていましたが、これらを改善することで負担は減って、生活の質のパフォーマンスは上がる!
今後はストマパウチ交換も週3回→2回に減ります。
この様な視点を踏まえ、今後ストマ管理で関わる利用者様にも精神的な負担や金銭的コストの負担を緩和する働きかけができたら良いなと思います。
古野さんありがとうございました!!!
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